スマート農業
スマート農業への取り組み
環境制御
温度や湿度、光環境、土壌水分などを適正な範囲に調節することを環境制御といいます。農業生産の場では、温室で作物の生育を調節するために環境制御を行います。温度や湿度、光環境、炭酸ガスセンサ、土壌水分などの環境情報を基に、ハウス内の天窓や冷暖房機などを制御することができます。これにより、生産物の品質の向上や、農作業の省力化を可能とします。
環境モニタリング
環境モニタリングでできることは圃場環境を計測し、見える化するだけですが、これまでに様々な効果が得られています。これまで圃場に行かないと分からなかった圃場環境が、手元で確認することができるようになります。これにより圃場の見回りにかかっていた労力を削減することができます。また、これまでは把握できていなかった圃場環境の変化が見えるようになり、これまで以上に栽培に適した環境を作り出すことができるようになります。
炭酸ガス発生機(光合成促進機)
締め切った冬場のハウスでは光合成に必要な二酸化炭素(CO2)が不足がちです。
作物の成長過程である光合成に必要な炭酸ガスを供給し、作物の成長の促進、増収、品質向上を目的として
炭酸ガス発生機(二酸化炭素発生機・光合成促進装置)が用いられます。
期待される効果 【品質向上】【収量向上】
光合成を促進させることで、収量アップが期待でき、他に甘みが増す・実のしまりが良くなり
大きさも増す・色実が向上する等の効果が期待できます。
炭酸ガス発生機
炭酸ガス発生機
「ZOさん」
炭酸ガス濃度コントローラ内蔵制御盤を搭載。
CO2センサも付属します。
「ZOさん」なら簡単に濃度管理、そして環境制御を
はじめられます。
自動灌水システム
植栽地に灌水ホースなどをあらかじめ設置して、水やりを行うシステムです。水やりのための弁の開閉の方法によって、手動・自動に分かれています。自動の場合は、自動灌水コントローラーにより、水分センサーと日射計のデータを基に自動灌水を行います。自動灌水により灌水作業に費やしていた時間を有効利用できます。
ゼロアグリ
ゼロアグリクラウドがハウス内の各種センサーから現在の作物状況にあったAIが最適な液肥供給量を判断し、自律的に供給します。また、どんな端末からでも現在の状況確認と設定変更の指示がだせます。
自動灌水システム EBスプリンクラー
自動灌水システムは、かんすいコントローラー、日射量計、水分センサ、電磁弁、貯水タンクかんすい装置、100ボルト電源で構成されており、かんすいコントローラーは、日射量とセル内の土壌水分量を測定し、設定した条件を満たしたときにかんすい装置を、自動で動作させます。
ういずONE(JA全農式トロ箱溶液栽培システム)
【特徴】
発泡スチロール箱の栽培槽を用いた隔離床養液栽培で、他の養液栽培システムと比較して設置・移動が容易で導入コストが安価なシステムです。
ハウス環境モニタリングシステム Farmo
水田 Farmo
スマートフォン一つで遠くの田んぼでも、遠隔で水を入れたり出したりすることができ、毎日の水管理の時間を大幅に短縮することができます。
ハウス Farmo
ハウス内の欲しいデータを「見える化」。
気温や温度、炭酸ガス濃度など、ハウス管理に必要なデータを一台に集約し、ハウス内で作物のおかれている環境を見える化します。
いちごやトマト、キュウリ、メロンなど、ファーモはハウス栽培のあらゆる作物に対応した製品・アプリを提供しています。